単価の高いサービスよりも、単価を下げて中長期に変化に寄り添うことを大切にしています。
「何を見る準備ができているかによって、何が見えるかが決まる」
私たちが生きている世界は相互依存的につながり合っていて、それが故にいきいきと動的に変化し続けています。しかし、日常で使う言語や考え方が、世界を単なる要素の集合体としてみるものであったなら、相互依存的なつながりや動的な状況を捉えることが難しくなるばかりでなく、 “昨日の解決策が今日の問題を生む”といった状況に陥り、持続的な変化を創り出すことは困難になります。
「世界を新しい視点で捉えるシステム思考」
これまでの延長線上には無い未来を創り出すには、一歩立ち止まり、世界の捉え方を変える必要があります。そのためには、新しい言語を持つ事が必要です。その言語の役割を果たしてくれるのがシステム思考です。システム思考を学ぶことによって、動的で複雑な世界と向き合う事が可能になり、創り出したい変化に向けて歩みを進める事ができるようになります。
システム思考は、経営者から現場レベルまで、また扱うテーマもビジネス、社会課題、家族、人生そのものと非常に応用範囲の広いものです。立場やテーマを問わず、変化を志す人のサポートができると確信しています。
・組織開発
・新規事業開発
・マルチステークホルダーダイアログ
システム思考のプロセスは、様々なことに応用可能です。簡単にそのプロセスをお伝えすると以下になります。
①課題を定義する
②パターン、大局の流れを確認する
③構造(目に見える構造、目に見えない構造)を探求する
④望ましい未来に向けて、働きかけを考え、行動する
私はこれまでこのプロセスを使って、社会課題解決支援、組織開発、新規事業開発支援を行ってきました。業種、業界、セクターを問わず、また個人、チーム、マルチステークホルダーと様々な場面で実践しています。
実施期間は、半日で完了するものもあれば、1年間かけるもの、無期限に関わり続けているプロジェクトと様々です。
社会課題、組織開発、新規事業開発でシステム思考を使ってみたいという方は、お気軽にご相談ください。予算、現状を踏まえ最適な形でご支援いたします。
システム・ダイナミックスという方法論を使った意思決定のサポートをします。数理モデルを使う事によって複雑な思考実験が可能になります。
日本の漁業課題に関して2017年からシステム・ダイナミックスを使った研究活動をしており、2019年にその研究結果を米国ニューメキシコ州で開催された国際システムダイナミックス学会で報告してきました。
これまで研究活動以外でシステム・ダイナミックスを使った事例は少ないですが、これから力を入れていきたいと考えている分野です。ご興味のある方はお問合せください。
「システム思考研修」「システム思考セミナー」
システム思考セミナー、システム思考研修も承っております。これまで、電気メーカー、化学メーカー、人材、士業、鉄道、研修会社、NPO、IT、大学、専門学校、国際機関、教員、コンサルタント、コーチ、ファシリテーター、小売、卸等、様々な業界、学生を対象にシステム思考を伝えてきました。これまで、システム思考を伝えてきた延べ人数は2,000名を超えます。
「学習する組織の”実践”支援」
学習する組織をつくる理念を掲げている組織の継続的なサポートも実施しています。『学習する組織』の著者ピーター・センゲ氏のワークショップに参加した際、参加者からの「どうすれば学習する組織をつくれるか?」という問いに対して、ピーター・センゲ氏は「実践、実践、実践、実践だ」と語っていました。
誰でも柔道や合気道が研修やワークショップで学ぶことはできないのは理解できると思います。研修やワークショップで考え方やツールをお伝えすることはできても、そこから使える状態になるまでには谷があります。その谷を越えていけるように、長期にわたるサポートを実施しています。
サービス例:月1回(2-3時間)のセッションを設けて実際の現場で起きていることを題材に学習する組織の各種ツールを使う場のファシリテーションを1年単位で実施。